2012年5月14日月曜日

Going With Catseye 3月1日 メインキャビンドア取り付け、初セーリング


Going with Catseye 3月1日 メインキャビンドア取り付け、初セーリング
Going with Catseye


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3月1日 メインキャビンドア取り付け、初セーリング
2010/03/01 22:15

今日はメインキャビンのドアを取り付けにマリーナへ。曇り空からだんだん晴れてきました。

メインキャビンのドアを取り付けようとしたところ、フォクスルのバースクッションが濡れていて、フォクスルの床が水浸しです。スカイライトハッチのパッキンかアクリルの取り付け不良のどちらかですね。
とりあえずパッキンを疑って追加のパッキンをハッチの周りに取り付けました。これで少し様子を見ることにします。バースクッションを乾かしている間にメインキャビンドアを取り付けることにしました。

前回取り付けてみたところ、ドアのスイングアームを留める金具に力が掛かり固定用の留め金が外れてしまいました。今回はアームに少し工夫をして力が掛かっても大丈夫なようにしてあります。写真� ��次回アップすることにして、取り付け優先で進めました。


私はスイベルを結ぶ方法

ドアのサイズはバルクヘッドに空いているの形にピッタリに作ってあるので、スイングアームの取り付け位置を微調整しながら取り付けます。今度はうまく行きました。固定金具もしっかりして、開閉もスムーズ、ドアの収納もピッタリ行きました。
通常時のドア開閉はキャビン側へ開きます。ドア収納時はトイレ側に折りたたむようにしてフォクスルのドアと重ねて固定するようにしてあります。
これでやっとフォクスル、トイレ、メインキャビンを仕切るドアが完成しました。

さて、ここまでは午前中で終わってしまいました。風も2mから3mと穏やかなので午後からセーリングすることにします。ギャレーでスパゲティーを作りコーヒーを飲んでから 給油のためにサービスバースへ。
ハーバー課のTさんに舫を取ってもらい、携行缶に給油してもらいました。
申し込んであるエンジン講習会の資料をもらいながら、取り付けたキャビンドアを見てもらいました。
午後は風が強く南西の風に変わってくるので、出来れば短時間で切り上げる方が良いとの事。
早々に出港することにしました。

サービスバースを後にして港湾口まで差し掛かると風が少しずつ強くなってきています。まだこの時点では晴れているので、港湾口の黄色ブイをかすめてYBM沖へ出て行きます。適当なところでバウを風に立ててメインを上げます。
今日はスルスルと上がっていき、うまく展開できました。スターボードに風を受けながら走ると時々エンジンの冷却水ブザーが鳴るようになっ� �のでエンジンストップ。メインだけで帆走します。
レギュラージブもセットしてダウンロープで抑えてありますが、舵を取るのが精一杯でジブの展開まで手が回りません。とりあえずメインだけで帆走することにしました。
この状態では写真をとる余裕など…。という事で写真はもう少し落ち着いてから。


用紙切れのヨットを作る方法

暫くセーリングするうちに風がどんどん強くなってきます。同じようにメインだけで帆走している30ft以上のヨットとすれ違います。メインだけだとタックに失敗する事が多いので、ベアしならジャイビングしてポートを変えていますが、風がどんどん強くなってきました。

これ以上強くなると抑えきれなくなりそうなので、マリーナへ戻ることにします。マリーナの湾口近くでエンジンを掛け微速前進しながら風に立ててメインセールを下ろそうとしたら、スライダーがグループ塞ぎプレートから弾ける様に外れてしまいました。

Catseyeのメインセールはスライダー仕様なので、通常メインセールはつけたままにしてセールカバーを掛けてあります。� �ールの上下はハリヤードをコクピットから引くだけでスライダーがマストのグループ(溝)をスライドして上がるようになっていて、シングルで帆走するときにはデッキに出なくて済むので便利なのです。
今回はこのスライダーがグループの開口部を塞いでいるプレートから弾けるように外れてしまったのです。

あわてて手でメインセールを折りたたみます。このままではセールに強い風を孕んで危険です。ショックコードでセールをブームに縛り付けて暴れないようにしました。揺れる船上でのデッキ作業です。
この間、ショックコードで固定したティラー(舵)が少しずつ動いてしまい、船は風下に船首を向けようとします。その度にティラーを握りなおし、エンジンをふかして方向を変えます。
どうにか収拾が付いたので� ��マリーナの湾口目指して進めました。港内に入って広い場所で舫の準備を終え、バースに向かいます。かなり風が強くなってきたので、うまく着岸できるか少し心配になってきました。


どのようにクランクシャフトが製造されています

バースの入り口手前で微速前進、慎重にバースへ進入しますが追い風(南西の風、スターンのポートサイドから風を受け、左舷着岸。ということはバースのフィンガーから流される)を受けているのでエンジン中立でもそれなりの速度で進みます。丁度通りかかった方が心配そうにこちらを見ている姿が目の片隅に映りました。
バースに入ったところで風に流され、お隣に着岸しそうになりました。先ほどの方がバースの前に来ていて、バウの舫を取ってくれました。自分はスターンの舫を持ってフィンガーに飛び移ります。
ロープをフィンガーのクリートにとって強く引き、お隣への着岸は防げました。舫を取ってくれた方にお礼を言って、� ��舫をとります。

ここB区画のバースのフィンガーは艇の全長より短いので、スターンの舫は南方向からの風に対して支えの役目を果たしません。バウから取ったスプリングラインが南方向からの風に対する唯一の支えになります。スプリングラインだけではスターンが振れてしまうので、スターンからフィンガーに取る舫が振れを抑える役割になります。
バウの舫は両舷に取れて北からの風には有効ですが、南風の時はバウを左右に固定するだけになります。
という事で、バウスプリングに増し舫を取って強化することにしました。


本日の反省点
・メインセールダウン時、風に正対させないとうまく下ろせないです。(当たり前の事ですが新米の私には中々出来ないです)
エンジンを掛けて前進すると見かけの風が変わるので、風見だけを信用するのではなく、セールの形状などを良く見て風向を判断することにします。
・ジブを上げない場合のジブセール
今日は用意したジブを使えずにメインだけで帆走しました。その間、ジブセールが舞い上がりそうになって視界を遮る事が多かったので、ショックコードをしっかり巻き付ける事にします。
(因みにジブのダウンロープを装着してあるので、ジブが勝手に舞い上がることは無かったです)
・離岸、着岸の練習
初セーリングも良かったのですが、離岸� ��着岸の練習がもっと必要なようです。風の穏やかな時は余裕がありますが、帰ってきたら強風という時も考えられるので、敢えて風の強い時に離岸・着岸の練習をしたほうが良さそうです。
フェンダーも横型フェンダーがあるので、装着して練習することにします。

検討項目
・メインセールダウン時のセール収納方法
ハリヤードを開放しただけではメインセールは降りてこないので、手繰り寄せるようにして下ろしました。この時にデッキ作業が必要になるので、メインセールのダウンロープ装着を検討する事にします。
・風に正対させる方法
ショックコードでティラーを固定しても少しずつずれてしまうので、より強固な固定方法(ティラータマー等)を検討する事にしました。またはオートヘルムを入手する?!� ��(また金が掛かる!)
・南方向から風を受ける時の着岸方法
バースが北向きなので南方向から強い風を受けながらの着岸は難しいです。特に南西の風では艇がフィンガーから離れようとするので、長い舫ロープをバウとスターンに結んで仮舫するようにしてみます。また、バースへの進入はフィンガーにぶつける位にすると丁度よいかも。
これで練習してみることにします。


セーフティーが有効に働いた点
・ジャックラインとハーネス
風が上がって波が高くなったくるとデッキ作業は落水の危険があります。ハーネスとジャックラインは期待以上に安心感がありました。シングルで10m以上の風の中を操船する場合には必須のような気がします。


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